写訳 春と修羅
Author:詩:宮沢賢治 写真とエッセイ:齋藤陽道 解説:若松英輔
Codex:160 pages
Size:12.8 × 18.0 × 1.1 cm
Language:Japanese
Publisher:ナナロク社
issue:2015
Condition:新書
「写訳」とされているように齋藤の写真は、賢治の詩を「画」に翻訳する。
解説しているのではない。
だが、齋藤の写真は、私たちを賢治が感じていた世界に連れて行ってくれる。
―巻末解説「言葉を写す詩人たち」(批評家・若松英輔)より
NHKEテレ「ハートネットTV」で取り上げられるなど、
注目の写真家、齋藤陽道による3冊目の著作は、詩人・宮沢賢治の詩を写真で翻案した、これまでにない奇妙で美しい作品集。
彼方の世界の音律を紡いだ詩人・宮沢賢治の4篇の詩、「序」「春と修羅」「告別」「眼にて云ふ」。
音の無い世界を生きる写真家・齋藤陽道が、東北を中心に撮影した78枚の写真群。
言葉の奥に流れている無限の声に耳をすます、一冊。
齋藤陽道 profile
1983年東京都生まれ。写真家。
都立石神井ろう学校卒業。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。
2010年写真新世紀優秀賞(佐内正史選)。
2013年ワタリウム美術館にて新鋭写真家として異例の大型個展を開催。近年はMr.Children やクラムボンといったミュージシャン、俳優・窪田正孝との作品など注目を集める。
写真集に『感動』(赤々舎)、『宝箱』(ぴあ)がある。
2017年、7年にわたる写真プロジェクト「神話(一年目)」を発表。
(出版社サイトより引用)
※画面でご覧の色と印刷物の色は異なることがあります。
ご了承ください。