WOrld’s End -写真はいつも世界の終わりを続ける-
Author:高橋恭司
Paperback:134pages
Size:22.6 X 28.0 x 1.4cm
Language:Japanese/English
Publisher:BlueSheep
issue:2019
ISBN:978-4-908356-12-4
Condition:◎ – ほぼ良好
1992年のイギリス・ダンジェネスと、2010年代後半のベルリン、ロンドン、東京郊外の姿が、時間と空間を超えて交錯する写真集。
高橋恭司が、映画監督 デレク・ジャーマンの庭のあるダンジェネスを訪れてから約30年の時を経て刊行となりました。高橋の目に映った「世界の果て(エッジ)」と世界の終わりがつづく現在の世界を写真だけでなく、デレク・ジャーマン、高橋恭司の言葉と合わせて感じることのできる一冊です。
映画監督のデレク・ジャーマンは、1986年にHIV感染の宣告を受けたことをきっかけに、イギリス南部の原子力発電所のある町、ダンジェネスに移り住む。
打ち捨てられた小屋《プロスペクト・コテージ》を住まいにし、庭には、草花だけでなく、流木、腐った鉄など、海岸で拾い集められた漂流物を用いた造形を施した。
写真家・高橋恭司は、ジャーマンが亡くなる直前の1992年にダンジェネスを訪れる。
「そこは世界の終わりのような場所だった。同時に、そこには全てがあった」と、写真家は語る。
「写真はいつも世界の終わりを続ける。」
映像と写真の世紀にジャーマンが遺したものへの返答が、ここにある。
(出版社サイトより引用)
※画面でご覧の色と印刷物の色は異なることがあります。ご了承ください。