The Paperback Art 出展紹介 [4]
ツギ
大人向けの絵本やアート作品の制作を行っています。
少し暗くてちょっとだけ怖い世界観で、新しい絵本の表現方法を探しています。
青森県出身、東京都在住。
■ The ROOM
『恐るべき子供たち』ジャン・コクトー
→ ツギ
佐藤りえ
造本作家
Miniature Book Competition 2017においてDistinguished Book Award受賞。
豆本から函入りの特装本まで、多様な手製本を手掛けています。
屋号は〈文藝豆本 ぽっぺん堂〉。
■ 『高丘親王航海記』
澁澤龍彦の最後の小説をハードカバーくるみ製本、カバーがけ本に改装。
表紙はアンティークローズ柄のエンボス紙クロス、見返しには著者の自筆地図をイメージしたプリントペーパーを使用しました。
カラー印刷のカバーは今回のための描き下ろし。
■ 『海に住む少女』
シュペルヴィエルの短編集をフランス装に改装。
表紙カットは描き下ろし。
→ 佐藤りえ
ながえ ありさ
徳島県出身。神戸芸術工科大学卒業。
少女の不安定さによる美しさを中心に描く。
2022年に個展「夢寐」を開催。
同年「第31回全日本アートサロン絵画大賞展」入選。
■ 『春琴抄』
今回の作品では、「手にとってもらいやすい本」を目指した。
耽美主義の世界を描いた繊細な物語であるため、どうしても独特の雰囲気が漂う。
繊細な美しさを残しつつ、絵とデザインによってその印象をどう打開出来るか挑戦した文庫本カバーのリ・デザイン。
→ ながえ ありさ
佐藤あづさ
■ 『魚のように』
中脇初枝さんの「魚のように」という小説をハードカバー製本で装丁しました。
タイトルから想起させる水の色や、文章の透明感、登場人物たちの感情の揺らぎを青のグラデーションで表現しています。
→ 佐藤あづさ
森 麻美
もふもふした動物や風景が好きで、鉛筆や水彩・アクリルガッシュで絵を描いています。
豆本や紙モノのデザインなども手がけています。
■ 『鏡の国のアリス』
本文は文庫本そのものを使用し、イメージカラーをメインにしたシンプルな構成にしています。
物語の舞台であるチェスの赤と白をベースにしており、白は作中に出てくる雪のイメージもあります。
印象的だった鏡の国の緑も取り入れています。
カバーを外すと白や緑が使われていることが分かります。
→ 森 麻美
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