Book Lovers 出展紹介 [ 07 ]
mari
手製本に魅せられて、本や本のようなものを作っています。本を通した表現を模索中。
■ 『あの頃の新聞を綴じる 制作記録2021』(特装版)
2021年に始めた、新聞を綴じる制作の1年目の記録です。
表紙はアクリル板を加工し、本文に穴をあけない形で綴じました。表紙とケースには、シルクスクリーンプリントしています。実際の作品の1/3スケールで作成しています。
なんでもない個人が、楽屋から表舞台に一歩踏み出した挑戦の記録となりました。
ご覧いただけたら嬉しいです。
千星
専門卒。
青いボールペンで描くのがすきです。
■ しにごもり
繭を紡ぎ蛹にすら成れず、せめてもと吐いた微かな繭を抱いて眠る。
羽化出来ずに溺れるとしても、白く美しい繭に揺られて見る夢は、どんなに良いものだろう。
繭を作る前に倒れた蚕。
そんな話です。
→ 千星
芳澤こはる
羊毛フェルトドールと手芸クラフトで作品を作っております TinySpring 芳澤こはると申します。
おかげさまで2021年12月ミシン刺繍コンテストにてグランプリを、また今年開催されたキプリスグランプリにてオーデーエンス賞1位を受賞いたしました。
■ TinySpring 〜ばーばさん家の不思議な人形〜
写真の小冊子として絵本風にまとめてみました。
受賞作品と作家活動を始めてから今までの、初期作品~個展~最近の展示イベントの作品の写真を集めています。
小室杏子
書籍の装丁デザイン中心のグラフィックデザイナー
2022年より「Aureola books (アウレオラブックス)」として刺繍の手製本も始める
■ 萩尾望都「ポーの一族」
萩尾望都先生の「ポーの一族」をベルベット地に薔薇の刺繍、見返しは金の薔薇プリントの輸入紙を使用。
製本糊に薔薇のアロマを練り込んで、ほのかに香るようにした薔薇づくしの一冊に仕立て直しました。
さらさちさ
描いたり、書いたりしています。
■ お目覚めドローイング
朝、白湯を飲みながら描いた小さなカップのドローイングを糸で綴じてみました。
絵と合わせて朝を感じられるように、と紙を選びました。
表紙は回収したベッドリネンなどのコットン繊維を配合した紙。
まだ布団の気配を体が覚えたままの状態で描いたドローイングにぴったりです。
ふんわり軽く、毛羽だつような手触りがします。
群青の紙はうっすらと濃淡があり、覚めきらない朝のようでもあります。
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