6月の展示 [ 月竹神社 ] 芥子川亜紀
Book+同時開催 – Installation art –
2023 / 6 / 1 Thu. ~ 6 / 24 Sat.
※月曜 〜 水曜 お休み
13:00~20:00
※入場は閉館の30分前まで
月と竹と言えば連想するのは「竹取物語」。
どんな位の高い相手にも応じない輝夜姫は、月での過ちの償いに、この世の嘘を見抜く修行の為に地球に飛来したと聞きます。
この神社は、そんな輝夜姫になぞらえて、嘘を見抜く神社です。
偏に「嘘」と言っても、何が本当で何が嘘かなんて人それぞれで捉え方はマチマチでしょう。
もしかしたら、神社に構える鳥居がまず、大嘘かもしれませんし、冗談なのかもしれませんし、はたまた重大な真実が隠されているのかもしれません。
というのがそもそも嘘で、大真面目にたいそうな神様が鎮座されておられるのかもしれませんのでお氣をつけて、なんちゃって。
わたしは、神様は自分自身の内側に在る精神そのものなのではないかと思っています。
外側にある神の象徴を祀り崇めてお願いしたところで、結局は、自分自身の行いに尽きるわけですし。
自分自身の神聖には、嘘はつけません。
それでもやっぱり、歴史ある境内なんかはスーッとしますね。
目に見えない神がかり的な何かが潜んでいそうです。
とどのつまりは、感謝に尽きます。
さて話を戻しますが、嘘を見抜けることは、真実への探求であって、真っすぐな心の目。
自分自身を信頼することなのだと思います。
とは言え、「月竹神社」はわたしが神主ですので、もちろん皆様の幸せを願っての建立です。
月の満ち欠けの鐘(ハンドベル)を鳴らしたり、U4の中に入ったりして、思考だけではなく心がぴょんっと軽くなる体験型の、要するに、神社ごっこをして一緒に遊びましょう。
Book+に出展の、「嘘月」と合わせてお楽しみ下さい。
御守付おみくじもご用意します。
面白いパワースポットになりそうです。
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