Book+ 出展紹介 [ 5 ]
佐藤あづさ
東京在住
■Opus.11
毎年手のひらに収まるようなサイズの作品を作ってきましたが、今回は大きな本を制作しました。
自分がつい作ってしまいがちなスタイルから今回はなるべく離れてみようと思い、左開きの本にすること、人物に顔を描かないこと、色数を少なくすることなどいくつか制約を持たせてデザインを考えました。
画面いっぱいに手を施すということをせず余白を多く出し、シンプルでふわりとした作品を目指しました。
自分なりに新しいことに取り組みながら楽しく仕上げることができたと思います。
ツギ
大人向けの絵本製作やアート制作を行っています。
1985年青森県出身、都内在住。
■ キメラ図鑑
まだ世界には見たことのない生き物がたくさんいます。
これは、そんな生き物たちが載っている秘密の図鑑です。
不思議な生き物たちは頭・胴体・足の3つのパーツに分かれています。
付属のサイコロを振って、各パーツを出た目に合わせてみましょう。
すると、生き物の性格や特徴がわかりますよ。
まだ発見されていない生き物に名前を付けてみるのもいいかもしれません。
立花 満
広島育ち、東京在住のイラストレーター・デザイナー。
主に装画やさし絵などの仕事をしています。
■ ぶしつけ
しつけがなってないとかマナーが悪いっていうのは
指摘する側からすると晴れやかなほど正義だから
思いっきりぶっ叩かれるんだけど、絵の世界はどうかな。
おとなしいと無視されて、タブーを破るとやっぱり無視される。
そんな事とは全く関係ないZINEを今年も作りました。
うらたさおり
2018年からコラージュを使った作品を制作しています。
■ ある猫のはなし
小さなコラージュ作品集です。文字は読めませんが、ある猫のお話がテーマになっています。
製本は三つ目綴じで表紙に玉ねぎの皮で染めた布を使用しました。
ワンポイントに猫のビーズが付いています。
津村明子
グラフィックデザイナー・ブックバインダー
日本デザイン専門学校卒、デザイン会社勤務を経てフリーランス。
製本は造本作家・山崎曜氏に師事
■ Break time box
時間を止める魔法の箱 – 目に見えない「時」を形象化させた箱形の本です。
卓上に置いて眺めて、散らかった心をリラックスさせる、ブレイクタイムボックスと名付けました。
右の箱には時間に関する言葉が小さくロールされて12個入っています。裏の窓から取り出して読んでみてください。
糸で繋いだ屏風仕立てです。
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