Book+出展紹介 [3]
かみかけら工房
すべて手作業でしかけ絵本(ポップアップ絵本)を中心に、紙もの作品を制作しています。
布や陶器、日常のさまざまなものにほどこされている「模様」が好きです。
ひとつの絵が繋がって無限に広がってゆくのが楽しく、ずっとみてしまいます。
近年は、紙を切ったり折ったりして、立体的な模様を作ることを続けています。
■つめくさつめつめ
言葉遊びの詩を添えて、それに合わせた模様を作ってしかけ絵本にしてみました。
つめくさとハコの言葉遊びの詩なので、外装はパッケージっぽくデザインしました。
佐藤香苗
イラストレーター。
シンプルで可愛らしくインパクトのある作風で、人や生き物の些細な触れ合いを鮮やかな色彩で描く。
■ごきげんなおさんぽ
B6サイズ、たっぷり320ページの白い本。
出会ったものたちをひたすら受け入れ受け流すおはなしです。
10年間不定期に制作した12編のおさんぽストーリーを1冊にまとめました。
■くろいかみさまとこども#01-#60
くろいかみさまとこどもが微妙な距離感で触れ合う連作。
2013年から2023年までに制作した全60点を掲載した見応えのあるミニ作品集です。
さらさちさ
描いたり、書いたりしています。
■ series_(green)
朝、まだ何も始まっていないときと、夜、何もかもが終わったときと、わたしから現れる色や形はどのように変化していくだろうか、ということをたしかめていた日々です。
■ ひとひらのくらし
ひとり暮らしを島みたい、と強く感じた日々。
カーテンは波と似ている、と思っており、それをかたちにした本です。
■ 植物園
垂井真さんと植物園に行ってきた時のことをまとめた本です。
■ あの日流れた空気のきおく(特装版)
9つの詩の本です。朝から夜といった時間の流れや季節についての詩を集めました。
太田 潤
カメラマン。
合同会社センターパート代表。
各種撮影承っております。
■ History of Unseen Echos
私はこれまでの自分の作品を振り返ると、ずっとある印象を求め、それを写真という形で残そうとしていたことに気づきました。
本作品では都市風景を中心に、その静寂や孤独を捉えた瞬間を通じて、過去に存在し得た風景や忘れられた記憶を記録することに挑戦しています。
そこで起きうるストーリーや言葉はそれぞれお互いに干渉し合いません。
その奔放な関係性を表現するために弱く紡いで一冊の本に仕上げました。
佐藤あづさ
小さくてかわいいものを作っています。
■Opus.16
言葉のない作品を作り続ける中でテーマ性や物語性を見せるものを作りたいと思い、今回は宗教画をイメージして「祝福のラッパを吹く天使たちに囲まれた大天使」をテーマにアコーディオン型のトンネルブックを制作しました。
ページごとにそれぞれの枠から天使や雲のモチーフがはみ出るように貼り合わせてあり、重ねた状態で表紙を開くと奥行きのある1枚の絵が現れます。
モチーフは細かく切ったパーツを彩色し、貼り合わせて作っています。
ケースは中央に丸い穴を開け、表紙が見える仕様にしました。
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