Book+出展紹介 [4]
マツオマミ


兵庫県出身在住。 私は果物や野菜が人間に見え、人間が野菜や果物に見えたりします。 mamiché(マツオマミ・アート・マルシェ)という架空のマルシェをテーマに絵や立体を制作し、国内外のギャラリーやアートフェアで発表し続けています。
■ every thing looks the same
今回のテーマは「every thing looks the same」皆同じに見えるよ。です。
世の中には見た目が似ている人もいれば違う人もいる。
しかしよく話を聞くと同じ考えや悩みを持っていたり、心はあの頃と変わらなかったり…
だからと線引きをして自分とは違うカテゴリーにはめるのは簡単だが、実は皆似ている部分があったり側から見れば同じだったりする。
この本はレモンだと思っていたらバナナだったり、ぶどうだと思っていたら実はなすだったり…一体どっちが正解?とかはなく、こっちでも良いどっちでもいい、新しい考えもあるんだという楽しい気持ちで本をめくって頂けたら幸いです。
between in between


between in betweenは硲勇が主宰する私家版レーベルです。
和歌山の里山で暮らすなかで入手した「材」に対するリサーチをベースに伝統的な知恵と実験的な手法を織り交ぜながら様々なものをつくり、一部のプロジェクトを本の形態で発表しています。
裏山に自生している楮で漉いた紙を使用するなど、競争的に良材を求めるのではなく目の前に現れた材に対して少しの手を加えることで新たな視点を提供することをテーマにしています。
■ yellow lines
ある時、増えすぎた南天の木を整理していると、鎌で刈り取った断面の形成層に近い部分がビビッドな黄色であることに気がついた。
それらの南天の一方の面をナイフで少し削り取ることで、黄色い線を描いてみた。
そして鮮やかな黄色が失われる前に写真におさめ、プリントとして定着させた。
■ nikki childhood
ニッキの木を使って、子ども時代のシンボルとして小さな椅子のシリーズを作ることを思いついた。
不完全な形やテクスチャーは成長途中の子どもを思わせ、それ自体が影のようなシルエットは子ども時代の気配を感じさせるようなオブジェとなった。
それらを子ども時代の記憶をたどるように我が家の室内に配置し写真におさめポートフォリオとしてまとめたのが本書である。
■ composition of fragility
お隣の山本さんは、山で集めた花や木の実、葉っぱなどを炭にしてインテリアとして販売しているが、触ったり揺すったりして壊れてしまうということもよくあるそうだ。
そこで、あえて脆さや弱さを含めて展示してはどうかと、家の周りやスタジオに転がっていた素材を使ってコンポジションを作ってみた。
それぞれのオブジェは脆すぎて持ち歩きが困難なことから本の形態で発表することにした。
作者自宅の裏山で収穫した楮から自ら漉いた紙を用いている。
iesue


縫い 描き 綴る
詩をうたうように
■ ス
手のひらの中で
無限に広がる「ス」の世界
小さくて大きな
少ないのに豊かで
カラフルなのに静か
ひと目ひと目縫うように
そっと
全てを祝福する「ス」
alfonatski


あるほなつき ( alfonatski ≠ Alfo + Natski ) は、 2015年から、あるほ( Alfo ) と、なつき( Natski ) のユニットとして表現活動を開始。
2017年からは絵本を自身で製作、製本、出版するRooTsを立ち上げ、あるほなつき(AlfoNatski)としての作品を発表。
現在は、二人で一つの作品をつくる、あるほなつき(alfonatski)として活動している。
■an ( alfonatski works 2025 )
写真と絵を組み合わせて、あるほなつきとして作品を作り続けている。
作品は、「おもむくままに写真を撮る、そこに絵を描く、眺める」をひたすら繰り返す(たまに順序は変わるが)ことにより、「おもむくまま」が無意識に作用され、より「今」が強調された作品ができあがると信じてひたすら作り続けている。
この和綴じの本は、繰り返し昇華させていく過程のごく初期の段階を画集としてまとめました。
造本するときに、おさない自分の持ち物に、なんでもかんでも刺繍した母を思い出し、表紙にクロスステッチでタイトルを施しました。
一針一針の感覚をあじわい、これがあらたな作品の始まりとなりそうだと思いました。
さとうあづさ


東京在住。
小さくてかわいいものを作っています。
■Opus.20
「森のくまさん」をイメージした折本を作りました。
木々の奥に女の子とくまが踊っている構図で、折りたたんで表紙を開くとトンネルブックのように立体的な空間が現れます。
それぞれのパーツははさみでひとつずつカットし、手彩色した上で貼り絵にしています。
中央にいる女の子とくまだけではなく、花たちや木からのぞく小動物たちなど、画面がにぎやかになるよう配置してみました。
手のひらに収まる小さな世界を楽しんでいただければうれしいです。
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