The Paperback Art 出展紹介 [4]

ツギ

ツギ
ツギ

大人向けの絵本製作やアート制作を行っています。
1985年青森県出身、都内在住。

■ Melody Box
乙一さんの「失はれる物語」という短編集を元に制作をしました。
昨年は上下巻を一冊にする作品を作ったので、今回はバラバラにしてみようと考えました。
元の装丁デザインが表題作「失はれる物語」のピアニストのストーリーから楽譜をモチーフにしていたため、引っ張られた結果バラバラにした短編を鍵盤に見立てたピアノが出来上がりました。

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alfonatski

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■ ぼくのおじさん
あるほが、最初に購入した文庫本は北杜夫の「船乗りクプクプの冒険」でしたが、それからしばらくして手にとったのがこの「ぼくのおじさん」でした。
今ふたたび手にとり大事な一冊として装丁するために、この本を一冊まるまるつくってみることにしました。
「ぼくのおじさん」の挿絵は和田誠さん。
挿絵の部分は、なつきが「間違い探し」として描き写しました。
このようにして一冊つくってみると、中身だけを味わっていた子供の時との違いを感じることが出来たように思うのです。

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佐藤りえ

佐藤りえ
佐藤りえ

造本作家
Miniature Book Competition 2017においてDistinguished Book Award受賞。
豆本から函入りの特装本まで、多様な手製本を手掛けています。
屋号は〈文藝豆本 ぽっぺん堂〉。

■ 百鬼園俳句帖
今回のテーマは「やわらかい文庫」です。
内田百閒の俳句集を、各ページ俳句を1文字ずつ散りばめ、本全体をネパールの漉紙ロクタ紙で作りました。
表紙、扉などは手描きです。
ふわふわした読み心地を実感していただけたら幸いです。

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しづか なお

しづか なお
しづか なお

イラストレーター
水辺や海を好んで描いています。
絵本を作って展示などで活動中。

■ 大草原の小さな家
子供の頃、地平線を覆う草原に限りなく憧れました。大人になっても読み返しても、ゼロから木を切り倒し、家を建てる工程にワクワクします。
この巻では、インデアンとの遭遇も色濃く描かれていて、国の成り立ちの一端も見られます。
カバーのイラストは「ザワザワとした草原に潜んでいるもの」、見返しは「家の中にあるもの」を描きました。

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MOTOYA

MOTOYA
MOTOYA

モトヤに居る人です。

■ お噺の卵
武井武雄さんの刊本作品の元になっているお噺が多く載っている童話集です。
表紙にスエード革、卵部分は蛇皮を使用しました。
コプト綴じだけだと物足りなく感じたので、花ぎれを飾り綴じにしました。
コプト綴じ・・・力加減が本当に難しいです・・・。

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