Book Lovers 出展紹介 [ 05 ]
吾郷屋
1979年出雲市出身。
2007年よりサラリーマンの傍ら「吾郷屋」として独学で手製本の活動を開始。個展、グループ展等の出品を経て2017年「手製本・紙の造形 吾郷屋」として独立開業、実店舗を出雲市平田町にオープン。
■ 出雲の空気
出雲に漂う空気感 、それは低く垂れ込める雲であったり、神在月、八百万の神様たちの賑わいであったり。言葉では現せない気配をノートの表紙と1㎜モザイクに表現しました。八百万の神様ちなみ、それぞれ表紙に800のモザイクを嵌めました。
モザイクシリーズは、紙を網目状に切り抜き、そこに四角く切った紙を嵌め込んで作ります。
大山 美穂
回文作家。
20年近く前から回文やアナグラムなどの言葉遊びを始める。
個展や本の展覧会などでイラストや写真に回文をつけて発表。全国回文コンテストでは、特別賞、最優秀賞などを受賞。
■ りかが気がかり
人形のハンドメイドドレス写真に合わせた回文を制作。
mari
手製本に魅せられて、本や本のようなものを作っています。
本を通した表現を模索中。
■ 記憶の連鎖
東日本大震災10年目に交わされたnayoとmariの往復エッセイ。
あのとき言えなかったこと、言ってはいけないと思っていたこと。『連鎖』をイメージしたチェーンを付け、首に掛けて読むことができます。表紙タイトルは、活字を使って箔押しし、裏表紙は、銅版画で制作した原画をシルクスクリーンプリントで印刷しています。2021年発行のzineの特装版。
プロの手を借りながら、一つ一つ自分で積み重ねました。今までで一番良いと思える作品ができたので、ご覧いただけたら嬉しいです。
あおい
お絵かきとものづくりをしております。
平日は、書籍などのデザインのお仕事をさせていただいております。
■ あのカフェで君と
「ヒゲペンギンの店長さんがコーヒーを淹れてくれるカフェ」
「りんごづくしのカフェ」
「猫とチェスができるカフェ」・・・などなど、
自分が思う「行ってみたいカフェ」を詰め込んだイラスト集です。
→ あおい
河村 塔王
特殊装幀を施した実験小説、ブックアート、言葉・本をモチーフとした作品を制作。
■ 墓標
口を封じられ、土の代わりに鉛の活字で埋められた首。それは何を意味するのか。何かの罪を犯した事による罰なのか。或いは言論の自由を守って殉死した英雄の象徴なのか。
首はもう何も語らない。だが、溢れる程の言葉の欠片が雄弁に、何かを語っている。我我に向かって。
→ 河村 塔王
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